Saturday, March 8, 2014

日本はその過去を認めるべきだ【A12面(読者投稿欄)】

「日本は、第二次世界大戦におけう過去の過ちを認めるべきだ。」という、3人の読者からの投稿を掲載している。


まずは、日本人が過去の過ちを否定する限り、その傷口が癒えることは無いという意見。

「『中国の世界: 歴史の恐怖を生かし続ける』(国際面、2月26日付)は、中国が第二次世界大戦の傷口を開け続け様としているという点を指摘している。私は、日本が傷があったことを認めれば、傷口はより綺麗に閉じるだろうし、傷跡もそれ程痛まないだろうと思う。」

「元東京都知事の石原慎太郎の様な日本の公人が、南京における婦女暴行の様な残虐行為の存在を繰り返し否定続けるり、痛みは残り、プロパガンダを流そうとする人々にうまく利用されてしまうだろう。
(アラバマ州、ジョン・コールドウェル)

二人目は、アジアの人々は、ユダヤ人が過去の記憶を生かし続けているテクニックを真似て、日本人の残虐行為を風化させない様にすべきという意見。
「日本は、その浅ましい虐殺行為について、何故弁解し続けるのだろう。それは悲しむべき謎だ。答えは、フィリピン人、インドネシア人、シンガポール人、ビルマ人、そして数え切れないほどの他の国々の人達が、ユダヤ人のテクニックを真似する必要があるかもしれないということだ。ユダヤ人は、虐殺や集団殺害による死の記憶を生かし続けるために、適切で効果的なテクニックを使用してきたのだ。」
(カリフォルニア州、マイロン・ガナニアン)

最後は、日本人の行動を見ていれば、安倍首相の最近の行動が、周辺諸国への脅威と捉えられるのは当然という意見。
「日本の歴史の教科書に南京事件が殆ど登場しない。彼らの行動はその言動よりも真実を語っている。中国やその他の国々が、安部首相の靖国神社やその他のコメントを、脅しととらえるのは、決して何の根拠もなく出てきたことではないのだ。」
(ニューヨーク州、ソニア・ウォン-ゲリグ)

名前から想像するに、アングロサクソン系、フィリピン系、韓国系の米国人の投稿だと思う。居住地は、西海岸、東海岸、中部。背景の異なる、様々な人達の意見を集めようと努力をした跡が伺える。