Monday, May 23, 2016

日本の戦争責任、原爆そして真珠湾【A12面(読者投稿欄)】

511日に続いて、23日の紙面に、広島への原爆投下ついての読者の意見を掲載した。



11日の紙面では、原爆の投下に対して肯定的な意見ばかりが掲載されたが、この読者は「歴史には両面があり、逆の立場からも物を見るべきだ。」として、戦争開始の責任の一部がアメリカ側にもあると主張している。

***** 以下本文 *****
「ハリートルーマン大統領の日本に対する原爆使用に関する記事(518日付)について:」
「その通り。日本帝国軍は残虐でした。その通り。真珠湾は攻撃されました。しかし、アメリカは経済戦争によって日本を窒息死させようとしていました。」
「アメリカにある全ての日本人の口座は凍結されました。パナマ運河は日本船舶に対しては封鎖されました。海軍の反対にもかかわらず太平洋艦隊はサンディエゴを出港して(日本に対する直接的な挑発行為として)真珠湾へと向かいました。日本への燃料と鉄の輸出は完全に封鎖されました。日本の経済は崩壊寸前に追い詰められ、自分たちの資源はほぼ底を尽きました。歴史には常に両サイドからの見方があるのではないでしょうか?」
Eberhard Neutz
ラグナビーチ、カリフォルニア州