Saturday, November 22, 2014

日本のリーダーは国会を解散する。【A8面(国際面)】

安倍首相が衆議院を解散したというニュースが国際面に掲載された。



この記事は次の様な書き出しで始まる。
「安倍晋三首相は金曜日に衆議院を解散した。来月の急な選挙への準備を整えた。彼は、選挙で彼の経済政策について信を問いたいとしている。」
「この動きは予期せぬものではなかった。安倍氏は火曜日に2015年10月に予定されていた消費税の引き上げを延期し、アベノミクスの信を問うために選挙を実施すると発表していた。アベノミクスとは、財政緩和、政府による経済活性化、構造改革で構成されるプログラムだ。彼は、増税延期の決断について、国民の支持が必要だと感じたと語った。」

暫く要約する。
安倍首相は、アベノミクスは大企業しか利していないという批判に対して、まずは大企業の利益を上げ、それが次第に全経済に行き渡って行くというのは、有効な政策だと語った。

この記事は、次の様なコメントで締めくくられている。
「野党は、消費税引き上げを争点とした選挙実施という安倍首相の決断に批判的だ。この点について、国会で反対が無いからだ。」
「予期せぬ選挙は、安倍氏の経済見通しと、今選挙を実施することによって、議席減を最小限に食い止めたいという思いが反映されているのかもしれない。多分、後になって選挙をやれば、もっと議席数を減らすことになる。」

WSJは、安倍首相が今選挙を実施することによって、議席数の減少を最小限に食い止めることを歓迎している様に読める。