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日本の主要野党の党首が、安倍内閣がスキャンダルに苦しんでいるにもかかわらず、選挙で勝てる見通しが無いことの責任を取って辞任した。
蓮舫が民主党の党首として活躍した期間は10ヶ月にすぎず、木曜日の辞任劇は、日本の野党の弱さを露呈した。これにより、安倍首相の政治的なリスクは自民党内の不安定さに移行した。
安倍首相は、安倍首相の友人に安倍内閣が特別な計らいをしたとして追及を受けている。安倍首相はそれを否定しているが、追求をかわることに苦労している。世論調査によれば、内閣支持率は30%を下回っており、これは2012年に安倍内閣が発足して依頼最低だ。
安倍首相は8月はじめに閣僚の一部を入れ替えると言っているが、この内閣改造は支持率向上が目的とみられている。
日本のメディアは、木曜日に、稲田朋美防衛大臣が早ければ金曜日にも辞任する見通しだと伝えた。スーダンに派遣した日本の平和維持部隊の安全について、稲田氏や他の幹部が矛盾した発言をしたことに対する責任をとったものだ。
防衛省の広報官は、本件についてのコメントを拒否した。
蓮舫氏は、それ自体が苗字であり名前だ。彼女は、先頭に立って、安倍首相や稲田防衛大臣を批判してきたが、彼女が率いる政党もまた世論調査では苦しんできた。
最近実施された東京都議会議員選挙では、安倍首相率いる自民党と共に敗退した。有権者の支持は、小池百合子都知事が率いる新政党に集まった。
テレビ放映された短い記者会見の中で、蓮舫氏は、選挙結果が彼女の決断に影響を与えたと語った。彼女はまた政党内での政策の不一致についても言及した。専門家はこうした政策の不一致が世論の強い支持を得るための足かせになっているとみている。
「私には、リーダーとしての能力が欠けていた。」と蓮舫氏は語った。「私は、党幹部が党の団結力を強化してくれることに期待している。」
民進党は、様々な政治的な見解をもつメンバーで構成されている。蓮舫氏の下、共産党を含む他の野党との連携を強化してきた。このことが、民進党の保守派の反発を買った。
東京のテンプル大学の日本政治専門家であるマイケルクセック氏は、民進党が強いリーダー候補が不在であり、分裂したままの状況が続くだろうと述べた。
蓮舫氏(49才)と稲田氏の辞任は、日本の政府高官への女性登用にとって大打撃だ。日本では国会議員に占める女性の割合は約10%に過ぎない。