Monday, April 30, 2018

*** 4月のまとめ ***

4月にWSJに掲載された日本関係の記事は13件、2018 年に入ってから、1月5件、2月3件、3月7件と、低調な掲載数が続いていたが、今年になって初めての2桁掲載数となった。

テーマ別では、政治関係が2件、経済関係が5件、社会関係が6件と、久しぶりに社会関係が多く掲載された。

政治関係では、「陸上自衛隊に新たに発足した統一司令部『陸上総隊』の本格稼働」のニュースを5日に、「安倍首相訪米」のニュースを19日に掲載した。
安倍首相訪米のニュースは、1回だけの掲載であり、しかも掲載記事の半分は米朝首脳会談について言及しており、本件への関心の低さを伺わせる。

経済関係では、「米中貿易戦争に80-90年代の日米貿易戦争での教訓は役に立たない」という記事を9日に、「日銀黒田総裁再任」のニュースを10日に、「日本の対米貿易黒字の2年ぶり拡大」のニュースを20日に、「日銀の展望レポート」のニュースを24日と27日に掲載した。
日銀関連のニュースを3件取り上げた。相変わらず、黒田総裁の発言への関心は高い。

社会関係では、「相撲協会が人命救助のために土俵に上がった女性に土俵から降りる様に要求した。」というニュースを6日に、「112歳の野中正造が世界最高齢の男性となった。」とするニュースを11日に「南鳥島周辺にレアアース数百年分発見。」とするニュースを12日に、「日本では終身雇用制の維持が困難。」というニュースを12日に、「日本が外国人の長期間の単純就労を認める方針。(入管法改正)」というニュースを13日に、「福田事務次官辞任」のニュースを19日に掲載した。
レアアースや入管法改正のニュースは、確かに重要なニュースだが、日本のマスコミではあまり取り上げられなった様に思う。

掲載箇所では、国内面が1件、国際面が12件だった。