麻生財務大臣は18日、福田事務次官が辞任すると発表したが、WSJ はこのニュースを翌19日の国際面で速報した。
福田次官は週刊新潮に女性記者のセクハラ疑惑を報じられたこと、本人は疑惑を否定していることなどを、コンパクトに伝えている。
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財務務省の事務次官は、セクシャルハラスメントの疑いをかけられたことを理由に辞任することを表明した。安倍内閣はこの問題の取扱いを巡って、批判にさらされている。
日本の週刊誌である週刊新潮は、福田氏が女性記者とバーで飲んでいる際に、キスを迫ったり、胸を触らせて欲しいとお願いしたと報道した。福田氏の辞任はその 6 日後だった。同週刊誌によれば、複数の女性がインタビューの中で、福田氏が常に性的な言葉を吐いていたと述べた。
「私はそんなひどい言葉を吐いた覚えはない。」と58才の福田氏は述べた。彼は、何も悪いことはしていないとし、省内の業務に支障が出るのを避けるために、辞任すると述べた。
安倍内閣は、首相の友人に便宜を与えたとして非難を浴びているが、この事件により更に問題を抱えることになった。