Friday, August 15, 2014

日本は太平洋での軍事演習についてモスクワに抗議する【A8面(国際面)】

北方領土問題について、国際面で取り上げられた。

この記事は、次の様な書き出しではじまる。
「ロシアは日本も領土権を主張している北太平洋の列島で大規模な軍事演習を実施したが、それについて東京はモスクワに対し抗議を行った。これは、北の隣国との関係を強化しようとする安倍首相の努力に更に水をさすことになる。」
「日本の外務省によれば、同省は水曜日にロシア大使館のトップを呼んで軍事演習について抗議をした。東京によれば、演習は北海道の北に位置する4つの島の周辺に行われた。これらの島々は、日本では北方領土、ロシアでは南クリルと呼ばれている。この列島についての紛争は、第二次世界大戦以来、この2国間の関係を緊迫させてきた。」

暫く要約する。

ロシアの防衛大臣によれば、この演習は千人規模の兵士を参加させた大規模なものであったが、あくまで通常の軍事演習にすぎない。安倍首相は、プーチン大統領とのトップ会談を数回実施して、二人の関係は改善されてきていた。この関係改善により、経済面での協力強化だけではなく、北方領土についても進展があるものと期待されてきた。しかし、ウクライナ問題で、日本が西側諸国と同調したことが、この関係に暗い影を投げかけた。「これは、わが国にとって、とても受け入れられることではない。」と安倍首相は述べた。

この記事は、次の様なコメントで締めくくられている。
「中国が西太平洋でその領土の主張を確実にしようとしており、西太平洋地域での緊張は最近高まっている。」
「ロシアもまた、その地域での軍事行動を増やしている。日本の自衛隊によれば、4月~6月の3ヶ月で、ロシアの飛行機に対応して、戦闘機を235回も緊急発進させた。これは、昨年同時期の35回に比べて大きく増えている。3月までの一年間に、日本はロシアのターゲットに対して、359回も戦闘機の緊急発進を行った。その前年は、248回だった。」

WSJは、中国、ロシアに対して、日本が強硬姿勢を取ると、丁寧に報道する様に思われる。