Thursday, July 3, 2014

韓国は日本の謝罪検証を批判する【A8面(国際面)】

日本が河野談話の再検証を行ったことを韓国の朴大統領が非難したというニュースが、国際面で大きく取り上げられた。

この記事は次の様な書き出しで始まる。
「日本政府は、第二次世界大戦中に日本軍のために性奴隷として働くことを強要されたアジアの女性に対する謝罪について、再検証を行ったが、韓国の朴大統領は、検証することそのものが、1993年の談話を故意に破壊するものだとして、非難した。」
「『この検証は犠牲者の心と2国間の関係について、害を及ぼすものだ。』と朴大統領は中国国営テレビとのインタビューで述べた。このインタビューは水曜日に放送された。」

長い記事なので、暫く要約する。

先月、日本は河野談話の作成過程を再検証し、それが日韓の間での秘密外交交渉の産物であったことを公表した。韓国は、日本の右寄りの政治家がこれを利用して安倍首相に謝罪の撤回を迫るのではないかとの恐れを抱いている、一方、日本は、検証結果にかかわらず、謝罪は維持すると述べている。自分は性奴隷だったとする韓国人が54名生存しており、韓国政府は最近、新しい謝罪と国による保障を要求した。

この記事は次の様なコメントで締めくくられている。
「朴大統領の発言は、火曜日に予定されている中国の習近平の2日間のソウル訪問に、先立って行われた。2人のリーダーは、安倍首相の下で、日本が国家主義に偏っていることについて、共同で懸念を表明する見通しだ。日本軍の戦時中の性奴隷の多くがまた中国人であり、中国もこの問題で日本を批判している。」