Tuesday, January 31, 2017

*** 1月のまとめ ***

1月にWSJに掲載された日本関係の記事は12件。2016年の1月当りの平均が9.6件だったので、平均を少し上回った。
テーマ別では、政治関係が4件、経済関係が4件、社会関係が4だった。

政治関係では、在釜山日本総領事館前に慰安婦像が設置されたことに抗議して、大使らを召喚させるという日本政府の決定を、決定翌日の7日に速報。30日には、この問題に関して韓国側の協力を求める自民党小田原衆議院議員の投稿を掲載した。12日に安倍首相はマニラでドゥテルテ大統領と会談したが、翌13日に速報。また、23日に発表された天皇陛下の退位を検討する有識者会議が論点整理の結果について、翌24日に速報した。今月も安倍首相のリーダーシップが感じられるニュースが並んだ。

経済関係では、13日の1面で大垣共立銀行のユニークな多角化を紹介。25日にはトランプ大統領のTPP離脱決定が、日本を含む各国で反対派を勢いづかせていること、同じく25日には日本の2016年の貿易収支が6年ぶりに黒字になったこと(そしてこのことがトランプ大統領の保護主義政策を勢いづかせる可能性があること。)、30日にはトランプ政権の行方が予測不可能な中、日銀が慎重になりつつあることを報じている。トランプ新大統領が就任した20日以降は、その予測不可能な言動に、日本が右往左往する様子を報じている。

社会関係では、2日に行われた皇居での一般参賀を両陛下の素敵な笑顔の写真入り3日に、5日に行われた築地市場での初セリで本マグロに7,420万円の値がついたことを6日に、それぞれ速報した。どちらも新春らしい。また、17日に発表された2016年の訪日外国人客数(過去最高)について18日に、23日の横綱審議委員会の稀勢の里横綱推挙を24日に、速報した。いずれも明るい話題で何よりだ。

掲載箇所では、1面が1件、読者投稿欄が1件、国際面が10件だった。