1月23日、大相撲の横綱審議委員会が、稀勢の里を横綱に推挙したが、WSJはこのニュースを翌24日の国際面で速報した。
大相撲は、モンゴル人に支配され、最近65場所のうち、60場所はモンゴル人が優勝していたが、遂に1998年以来、初の日本人横綱が誕生したとしている。そのきっかけは、昨年の初場所で琴奨菊が日本人力士として、2006年以来初めて優勝して、周りが奮起したことによるとしている。
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日本の国技である相撲は、ここ数年間スキャンダルに苦しめられ、モンゴル出身の力士に支配されてきたが、ついに日本人のチャンピョンが実現した。
月曜日に日本相撲協会の審議会は、稀勢の里を最高位である横綱に推挙した。稀勢の里は、1998年以来、相撲の最高位に就く初めての日本生まれの力士となる。
30歳の稀勢の里は、先週、初優勝を果たし、3人のモンゴル人と共に、最高位に就く。2006年1月場所以来、日本人力士の優勝は、3回にすぎない。この間の65場所のうち、60場所でモンゴル人が優勝した。
八百長など、力士が関与する度重なる不祥事によって、ここ数年、相撲の権威は失墜していた。昨年の1月場所で、別の日本人力士が2006年以来初めて優勝したが、これが日本人力士復活への期待を高めた。
相撲トーナメントは、日本で毎年6回開催される。