Saturday, January 31, 2015

** 1月のまとめ **

1月にWSJに掲載された日本関係の記事は11件だった。2014年一年間の月平均が15件だったから、随分と少ない。

テーマ別では、政治関係が4件、経済関係が4件、社会関係が3件だった。

政治関係では、イスラム国による日本人人質事件が4件中3件を占めた。この事件は本当にショッキングで怖かった。残りの一件は、安倍首相が戦後70年の節目にあたる今年発表を予定している談話について。WSJは、中韓がもっと寛容になって日本を許すべきで、日本による更なる謝罪はむしろ危険とユニークな意見を展開した。

経済関係では、2015年の経済のカギを握る7つの要素の一つとしてアベノミクスがとりあげられた。原油安により税収増が望めること、政府が企業に賃上げをせまっていること、12月は貿易赤字が久しぶりに減少に転じたことなどが報じられている。経済は、全体的明るいニュースが多い。


社会関係では、インドにおける日本人女性の監禁事件、日本を訪問する外国人が2014年は過去最高だったこと、そして日本で少子化問題を解決するために婚活アパートなるものが開発されたことの3件。

掲載箇所では、国際面が9回、1面が1回、新春特集面が1回だった。