昨年、日本を訪れた外国人が過去最高を記録したという記事が国際面に掲載された。
短い記事なので全文掲載する。
「政府の発表によれば、昨年日本を訪れた外国人は過去最高の1,340万人に達した。中国からの訪問者は倍増した。海外からの訪問者は安倍晋三首相が画策した円安による恩恵を受けた。日本は出張のためだけの訪問先というイメージを返上しつつある。」
「国連の世界観光機構によれば、2013年の海外訪問者数ランキングで日本で27位だった。一位フランスで訪問者数は8,500万人、アメリカが7,000万人でそれに次ぐ。アジアでは中国が5,600万人でトップだ。」
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日本への訪問者は、台湾、韓国、中国の3ヶ国からの訪問者が圧倒的に多い。日本に来てくれるのは本当に有難い。彼らの訪問目的の第1位はショッピングだそうで、確かに銀座では多くの外国人観光客をみかける。私は、個人的には、欧米の方々にももっと来て日本へ頂きたい。そのためには、欧米の富裕層に来てもらうためにはどうしたら良いか徹底的に研究することが重要だと思う。星のや京都が欧米人に受けていると聞いたが、畳の上に竹で出来たソファーを配するリビング、長期滞在が可能な書斎、ベッドと布団の双方の良さをミックスした寝室、檜のバスタブを擁したバスルーム等、欧米の富裕層の滞在意欲をくすぐる仕掛け満載だ。富裕層が来てくれれば、多くの欧米人が日本訪問に憧れる様になり、次第に欧米からの訪問者が増えるはずだ。日本は美しい国だ。ショッピングも是非してもらいたいが、文化や自然もゆっくりと見て行って欲しい。