Monday, January 26, 2015

日本は残りの人質の解放を目的とする【A11面(国際面)】

湯川さん殺害のビデオが公開されたというニュースが国際面に掲載された。


この記事は次の様な書き出しで始まる。
「日本政府は、ビデオにより、イスラム国によって拘束された日本人の人質が首を切られたことが明らかにされた後も、テロリストの要求には応じないという政策を堅持している。ビデオの中で、2人目の人質が声明を読み上げ、イスラム国が2億ドルの身代金の代わりに、ヨルダンに拘束されている収監者の釈放を求めていることを明らかした。」
「日本の安倍晋三首相は、彼の最優先事項は、残された人質である、ジャーナリストの後藤健二さん救うことであることを強調した。」

暫く要約する。
安倍首相は、アブドラ国王と会話をしていると語った。日本は中東にはあまりコネクションが無いが、ヨルダンとは比較的強い関係がある。安倍首相はまた、ビデオは本物である可能性が高いとも語った。ビデオでは、後藤さんが、自称民間軍事業者である湯川さんのものと見られる斬首された首と胴体が写っている写真を持っている。

この記事は、次の様なコメントで締めくくられている。
「リシャウト死刑囚釈放の要求は異例だ。彼女と夫は、アンマン襲撃事件での自爆テロリストの一人であり、イスラム国と対立するアルカイダと関係が深いと考えられているからだ。」
「安倍首相とオバマ大統領は日曜日に10分間電話で話をした。政府関係者によれば、安倍首相はオバマ首相に対し、日本は決してテロには屈しない、そして後藤さんの解放に全力をあげると述べた。」

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日本がテロに屈しない姿勢を堅持していることを強調しているのが、アメリカらしい。