Friday, March 31, 2017

*** 3月のまとめ ***

3月にWSJに掲載された日本関係の記事は11件。2016年の1月当りの平均が9.6件だったので、少し多めだった

テーマ別では、政治関係が4件、経済関係が4件、社会関係が3件だった。

政治関係では、3月6日の北朝鮮のミサイル発射について、WSJは4回も取り上げた。まず、7日に速報、更に9日には「ミサイル発射を受けて日本が敵基地先制攻撃能力の保有を検討し始めたこと」、17日には「15日に来日したティラーソン国務長官が岸田外務大臣との会談でこの問題を大きく取り上げたこと」、翌18日には「17日に男鹿市で北朝鮮のミサイル攻撃を想定した避難訓練が行われたこと」を取り上げた。ひとつのニュースがこれだけ多く取り上げられるのも珍しい。

経済関係では、3日に消費者物価指数が1年1ヶ月ぶりに上昇したことを、16日には非正規従業員の給与の方が正規従業員よりも上昇していることを伝えた。安倍首相の訪欧による日EU貿易協定締結への努力については、20日、22日と2回取り上げた。

社会関係では、7日に日本では様々な事情により、喫煙禁止法の成立が困難であることを、11日には3.11関連記事として、福島原発の廃炉に向けた道のりが気が遠くなるほど遠いことを、28日には、那須町のスキー場で登山訓練中の高校生ら8名が雪崩に巻き込まれて死亡したことを報道した。

掲載箇所では、1面が1件、国際面が10件だった