Wednesday, August 26, 2015

安倍は米国にNSAのスパイ行為について調査する様に要求する【A9面(国際面)】

26日朝に行われた米国による盗聴事件に関する安倍首相とオバマ大統領の電話会談について、同日の国際面で速報した。


記事の最後を「現在は盗聴はしていない。」とするオバマ大統領の発言で締めくくっており、以前は盗聴していたことを示唆している様に読める。

***** 以下本文 *****

「安倍晋三首相のスポークスマンによれば、首相はアメリカのバラク・オバマ大統領に、国家安全保障局により行われたとされる日本政府・企業へのスパイ行為について調査する様に依頼した。」
「ウィキリークが先月公開したドキュメントによれば、政府・日銀・日本企業関係者の会話が米国のエージェントによって盗聴されていた。東京時間の水曜日の朝の電話での会話の中で、オバマ氏はこの問題により安倍氏と政府が迷惑を被ったことを残念に思うと述べたと菅官房長官は述べた。」
「安倍氏は、もしウィキリークが公開したドキュメントが本当なら、日本と米国の関係を揺るがすことになると述べた。菅氏によれば、菅氏と安倍氏は、この件を調査して結果を報告する様にワシントンに依頼した。」
「菅氏は、アメリカがスパイ行為を認めたかもしくは否定したかについては、明らかにしなかった。安倍氏のオフィスからのニュースリリースによれば、大統領は、現在は米国は同盟の信頼関係を壊す様な行為には関与していないと述べた。」