Thursday, September 13, 2018

関税の脅威が高まる中、安倍首相と習主席は連携を再確認【A10(国際面)】

安倍首相は12日、ウラジオストックで習近平主席と会談したが、WSJはこのニュースを翌日の国際面で速報した。


安倍首相の10月訪中が確認されたことなどをあげ、トランプ大統領の中国に対する関税措置を避けたいという共通の目的を持つ日中両国が急接近しているとしている。

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中国と日本のリーダーが昨年以来初めて会談した。日本の政府関係者によれば、両国間のこの進展は、両国が感じているトランプ大統領からの圧力によるものが大きい。
「日中関係は大きな改善の方向へと動いて来た。」と日本の安倍首相は、水曜日に中国の習近平主席とロシアのウラジオストックでの会談後に語った。両首脳は、経済会議に出席するためにウラジオストックに来ていた。
安倍首相は、10日に中国を訪問すると述べ、習近平首相の日本訪問を重ねて要請した。実現すれば、習近平氏は主席になってから初めての訪日となる。
中国と日本は、トランプ政権に関税を回避する様に説得することを求めているという点で、共通の利益を共有している。米国政府は、現在、500億ドルの輸出に25%の関税をかけているが、さらに2,000億ドルの中国製品に対する関税措置によって、中国を攻撃しようとしている。トランプ大統領は、先週、私が望めば、さらに2,670億ドル相当の追加関税を急遽発動する用意があると述べた。