日銀は1月20日の金融政策決定会合で、 景気判断を上方修正したが、WSJは同日の国際面でこのニュース を速報した。
現行マイナス0.1%の短期金利と同ゼロ%程度の長期金利を維持 すること、 景気判断上方修正の理由は輸出と生産の改善によることなどを報じ ている。
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日本銀行は景気判断を2015年5月以来初めて上方修正した。 トランプ氏が選挙に勝利した結果、 円安が進み心理状態が改善したことにより、 より楽観的な見方が日銀の審議委員の間に広がったのが理由だ。
今年最後の金融政策決定会合の後、 日銀は経済は緩やかな回復基調を続けていると景気判断を示した。 以前は輸出と生産が低調だと言っていた。
日銀は、短期金利レート目標をマイナス1%、10年国債の利回り 目標をゼロに維持した。日銀は輸出と工業生産により強気で、 両方の評価を上げた。