Saturday, December 17, 2016

日本は宇宙資源競争に参加【A10面(国際面)】

12月16日JAXAは月面での資源開発を目的に民間企業と協力していくことを発表したが、WSJは翌17日いこのニュースを速報した。



JAXAはispace社と組んで月の資源開発を目指すこと、月で発掘される水を酸素と水素に変えて燃料をして利用することにより宇宙探査機が重い燃料を持ち運ぶ必要が無くなることなどを紹介している。

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日本はロボット探査企業と協力して、月から資源を取り出す産業を実現するための青写真を作ることに合意した。これにより、より広範な宇宙探索が可能になる。
日本の宇宙開発を担うJAXAは金曜日に、東京に本拠を置くispaceと覚書を締結したと述べた。Ispaceによれば、月の資源を発掘し、輸送し、使用するための産業についての覚書だ。JAXAのスポークスマンはこの合意について認めた。
宇宙政策に係わる人物によれば、人間が長期間にわたって宇宙探索をするためには、資源発掘が必要だ。月の様な場所の水から得られる酸素と水素は燃料として使用可能だ。これにより、宇宙探査は重い燃料を減らすことが出来、打ち上げにかかるコストも下げることが出来る。