内閣府は、12月8日に、日本の7~9月期GDP改定値を発表し たが、WSJはこのニュースを同日の国際面で速報した。
日本の経済成長率はいぜん低いが、 今年は3四半期連続で成長が続いており、 これは過去3年間で最長記録だと伝えている。
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第三四半期の日本経済は、当初の予測より、 かなりゆっくりした成長にとどまった。海外の不確実性、 国内の賃金上昇の低さが、成長を妨げている。
木曜日の内閣府の発表によれば、7-9月期のGDPは年率換算で 前四半期に比べて1.3%成長した。前回の予測は2.2%だった 。
この改定値は、世界第3位の経済規模を誇る日本の経済が2016 年の最初の三四半期全てで成長したことを確定させた。 成長率は低いが、この3年間で最も長い期間成長が続いている。
GDP改定値は新しい算式で計算された。新しい算式では、 研究開発が組み込まれ、サービスセクターに重きが置かれている。