ウォールストリートジャーナルは、米国に影響力をもつ多くのインテリ層に読まれていて、その世論形成に寄与しています。同誌に日本がどの様に取り上げられているかを観察することは、米国で日本についてのどの様な世論が形成されつつあるを知ることになるのではないでしょうか。このブログでは同誌に取り上げられた日本関係の記事を簡単に紹介しています。私は英語が専門ではないので、誤訳はご容赦。
Thursday, March 19, 2015
ケネディは東京で脅しの標的になっている【A11面(国際面)】
ケネディ米駐日大使に「殺す。」という脅迫電話があったというニュースが国際面に掲載された。
「ケネディ大使の安全確保のために日本政府と連携している。」との米国務省の発表を掲載している。また、在韓米大使が韓国で被害を受け入院にした事件について、韓国当局が「反米感情によるもの。」と発表したと述べており、日本でも反米感情が強まっているのか懸念している様に読める。
***** 以下本文 *****
「キャロライン・ケネディ大使に対する脅迫のニュースが流れた後、国務省はアメリカの外交官の安全を確保するために日本の当局と連携していると発表した。」
「日本の警察も東京の米国大使館への電話を調査中だと発表した。共同通信によれば、その電話で、電話の主は、ケネディ氏を殺害すると脅したと伝えれている。」
「『我々は、必要な安全上の対策が確実に取られるように、日本政府と連携している。』と国務省スポークスウーマンのマリー・ハーフ氏は述べた。」
「在韓国のアメリカ大使であるマーク・ルパート氏は、ナイフを持った暴行者に公の場で襲われ、今月数日間入院した。後に、当局は、この襲撃は、反米感情によるものだと発表した。」