経済産業省が30日発表した8月鉱工業生産指数速報は、プラス予想を覆す低下となった。WSJは同日の国際面で速報した。
日本が不況に突入するのを回避するために、安倍首相、黒田総裁に追加対策を強く求めている様に読める。
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「8月の日本の鉱工業生産指数は、2ヶ月連続で下落した。予想していなかった動きであり、世界第3位の規模を誇る経済が、ここ数年で2回目の不況に入る可能性が高まった。」
「この結果により、安倍晋三首相と日銀総裁が経済を活性化するための対策を講じるだろうというエコノミストの味方が更に強まるだろう。日本経済は、安倍首相の経済再生プログラムが約束した成長の兆しを殆どみせていない。」
「水曜日に発表された政府統計によれば、8月のボイラー、掘削機、自動車等の製品の生産は、前月に比べて0.5% 減少した。7月も0.8%減少していた。」