Wednesday, May 27, 2015

歴史家は性的奴隷についての議論を求める【A14面(国際面)】

「日本の16の歴史学団体が5月25日、慰安婦の強制連行を認めるべきだという声明を発表した。」というニュースが27日の国際面に掲載された。


安倍政権とマスコミについて、彼らが歴史歪曲をしているとして批判しているが、確かにこのニュースは日本では殆ど報道されていない。今月初めに世界の歴史学者187人が安倍首相の歴史歪曲を批判する声明書を発表しており、このニュースは米国のみならず、中国、韓国でも関心が高い様だ。

***** 以下本文 *****

「日本の数千人の歴史家を代表するグループが、第二次世界大戦における日本の性的暴力に関する国家の役割について自由に議論出来ることを確実にする様に、政治家やマスコミに強く要求した。」
「歴史学者や歴史の教育者で構成される16のグループが月曜日に共同声明を出し、戦時中にアジアで女性が性的奴隷にされたことについての政府の関与について、一部の政治家やマスコミがそれが無かったかことにしようとして動いていることを批判した。」
「声明は、安倍首相の下で、学問や言論の自由が侵されているとする一部の人々の懸念を示している。」