8月29日に北朝鮮が日本上空にミサイルを発射したが、WSJは翌30日に、このミサイル発射は日本のJアラートシステムのデビューの場でもあったとする記事を掲載した。
Jアラートの目的や、多くの自治体がこのシステムを使用するに至った経緯などが簡潔に説明されている。
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日本北部一帯に、午前6時すぎにアラームが鳴り響き、人々はベッドから飛び起きた。
火曜日のミサイルの発射は、政府が構築した警告システムであるJアラートが初めて試される場でもあった。このシステムは、自然災害や人工的な災害が発生する可能性がある時に、警告を発する様に設計されたものだ。大型スピーカーや携帯電話により、同じ警告が発せられた。「ミサイルが北朝鮮から発射された模様です。頑丈な建物や地下に避難して下さい。」
2011年3月の地震と津波の教訓から、ほぼ全ての自治体がこのシステムに接続している。