Friday, July 15, 2016

天皇の退位がより現実的に【A12面(国際面)】

13日のNHKニュース7でスクープされた天皇生前退位のニュースは、14日の新聞各紙が一面トップで大きく伝えたが、WSJも翌日15日の国際面で速報した。

14日の定例記者会見の中での風岡宮内庁長官の「活動の中でいろいろなお考えをお持ちになることは自然なこと」を取り上げ、天皇が生前退位の意向を示されていることを側近がある程度認めたとしている。

***** 以下本文 *****
「82歳になる明仁天皇の側近は、即位後27年になる天皇が生前退位を希望しているという報道を完全否定したが、その後そのニュアンスを少し和らげた。」
「宮内庁のトップである風岡宮内庁長官は、木曜日の報道を否定したが、前日の山本信一郎次長によって出された完全否定から少しニュアンスを和らげた。風岡長官は天皇はその年齢から考えてその将来について考えるのは自然なことだと述べた。」
「仮に天皇が退位した場合、皇太子である徳仁が即位する。彼は、前後生まれの最初の天皇となる。」