10月1日に玉城デニー氏が沖縄新知事に選出されたが、WSJは このニュースを同日の国際面で速報した。
玉城氏が、米海兵隊員の息子であること、その玉城氏が、 皮肉にも米海兵隊の基地新設を阻止しようとしていること、 などをコンパクトに報じている。
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沖縄における米軍基地縮小を唱えている、米海兵隊員の息子が、 日曜日に日本南部の県の知事に選ばれた。58才の玉城デニー氏は 、父親とは会ったことがなく、 沖縄在住の日本人の母に育てられた。彼は、これから、 海兵隊の新しい飛行基地の新設について、 安倍内閣と戦うことになる。
「沖縄の人々は、 辺野古での基地の新設を認めることはないだろう。私は、 彼らの民意をしっかりと政府に伝えていく。」 と玉城氏は選挙後に述べた。
玉城氏は、沖縄は、日本における米軍基地について、 あまりに多くの負担を強いられていると述べた。 相互安全保障条約のもと、約50,000人の米軍兵が日本に駐留 しているが、そのうち、半分が沖縄に駐留している。
県知事は、基地を撤去する法的な権限は持たないが、 新しい建設物への柵を設けることは出来る。