米国は3月23日未明から鉄鋼、アルミの輸入制限を開始したが、日本がその対象国から除外されなかったことを、WSJは翌24日の国際面で速報した。
日本が長年にわたって米国との貿易不均衡の解消に取り組まなかったことを、トランプ大統領が非難する一方で、多くの関係者が日本は除外されるべきだと考えていると報じている。
***** 以下速報 *****
多くの米国政府関係者が、 アジアで最も重要な同盟国である日本が、 輸入制限対象国から除外されなかったことに不満を表明している。
トランプ大統領は、米国の対日貿易赤字について日本を非難し、 日本とのここ数10年の経済関係について不満を表明した。「 私は、安倍首相らと話をする。彼らは、素晴らしい人々で、 私の友人ではあるが、彼らの顔に笑いは殆どないだろう。」 とトランプ大統領は語った。「笑顔の意味するところは、『 こんなに長期間にわたって、米国を利用できたとは、 信じられない』ということだ。しかし、 そうした日々は終わったのだ。」
東京では、世耕産業大臣が、報復の脅しを避けて、日本は温和に対応したいと述べ、WTOでの米国への問合せを求めた。「この対応は、極めて遺憾である。」と彼は述べた。