西日本豪雨について、WSJは9日の国際面で速報した。
倉敷市で捜索に当たる救助隊の大きな写真を掲載し、 犠牲者の数や降雨量などのデータを交えて、 被害の様子をコンパクトに伝えている。
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日本南部は3日連続で大雨の被害を受けたが、救助隊は、 この大雨による犠牲者を日曜日の夜を徹して捜索した。政府は、 死亡者と心肺停止を併せて100名を越えるとみている。
菅官房長官は、広島県の南部を中心に、約92名が行方不明になっ ていると述べた。40機程のヘリコプターが救出活動にあたってい る。
「救助活動は、時間との闘いだ。」と安倍首相は述べた。
気象庁によれば、高知のある地域では、3時間に10.4インチも の雨が降った。これは、1976年に観測を始めて以来最大の雨量 だ。
雨や洪水、 土砂崩れの影響を受けた地域があまりにも広範に及ぶため、 被害の全貌を把握するのは困難な状況だ。当局によれば、 雨が小康状態になった後も、 土砂崩れは起こりうると警告している。災害の規模は、 ここ数十年で最悪となる可能性がある。
右の写真は、 日曜日に倉敷で救助隊が行方不明者を捜索しているところだ。 倉敷では、570以上の家が浸水した。