Tuesday, September 26, 2017

日本の安倍首相は総選挙に打って出る【A7面(国際面)】

安倍首相は9月25日に衆議院解散を表明したが、WSJは翌26日の国際面でこのニュースを速報した。


北朝鮮の脅威が高まったことが、安倍首相の支持率を押し上げているとして、この選挙は自民党の勝利と言っている様に読める。

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日本の安倍首相は、有権者が北朝鮮との対立に際してトランプ大統領と歩調を取っている安倍首相を支持するだろうとの賭けに出て、総選挙に打って出た。
ここ数週間、北朝鮮との緊張が高まるにつれ、アジアにおける米国との同盟国のネットワークは強化されてきた。
安倍首相は、トランプ大統領と頻繁に電話で連絡を取り合ってきた。一方で、文在寅は北朝鮮との対話を公約にして大統領に就任したにもかかわらず、米国との連携を重視している。
日本と韓国の戦闘機は、米国の爆撃機と共に、北朝鮮を威嚇するために実施された訓練に参加した。
「我々は、この国の人々の富を守らねばなりません。」と総選挙を発表する記者会見で、安倍首相は語った。
金正恩政権は7月に2発の弾道ミサイルを発射し、ミサイルは日本と朝鮮半島の間に着水した。その後、北朝鮮は、北海道の上空を通過するミサイルを2発打ち上げ、6回目の核実験を行った。
北朝鮮の挑発が、安倍首相の支持率上昇を助けたと言うアナリストもいる。夏の政治的スキャンダルが安倍政権の信頼を崩していたが、最近の世論調査では、30%程度だった支持率が40~50%に上昇している。
安倍首相は、衆議院は9月28日に解散されると語った。日本のメディアは、総選挙は10月22日になる見通しだと報じた。
「この選挙で、私は、有権者に北朝鮮政策に対する信任を得たい。」と安倍首相は語った。