緩和策を継続するのは適切な判断であり、緩和策が長年に及んだとしても、そこからの脱却によって経済に混乱が生じつ恐れはないとの考えを示したことを報じている。
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日銀の黒田東彦総裁は、 彼が進めてきた金融刺激策大きく膨らんでいるものの、 インフレを刺激しており、 また彼の後継者には問題を残さないとして、その政策を擁護した。
黒田氏は政策の有効性についての疑念と、 更には日銀が出口戦略を日本経済を不安定にすることなく実行できるのかという疑念と戦っている。
ウォールストリートジャーナルCEOカウンシルでの講演で、これまでのところ、価格の上昇は緩やかで、賃金の上昇は期待外れではあるが、インフレは2019年3月には日銀目標である2%を達成するだろうという見方を繰り返し、こうした疑念を押し戻した。
また、超低金利政策は、インフレを目標に押し上げるために必要で、日銀がそれを推進するのは極めて適切だと述べた。