Thursday, May 18, 2017

日本の成長は加速し2.2%上昇【A16面(国際面)】

内閣府が18日発表した1~3月期のGDPは前期比年率2.2%増だったが、WSJはこのニュースを同日の国際面で速報した。

5四半期連続でGDPが増加していること、増加幅がエコノミストの予測を上回ったこと、今後共この傾向が続くと見られることなどに触れている。
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2017年の最初の3ヶ月、日本経済は成長のスピードを上げた。安倍首相による四半期成長の連続期間を5に伸ばしたが、これは2006年以来最も長い連続期間だ。
木曜日に内閣府が発表したデータによれば、テクノロジー関係を中心にしたグローバル規模での力強い需要と消費者支出の改善によし、GDPはその前の3ヶ月から年率換算で2.2%上昇した。
成長のペースは、ウォールストリートジャーナルによるエコノミスト調査数値の1.8%より速かった。その前の四半期は改定数値で1.4%の上昇だった。
この数値は、日本が地道な成長軌道に戻ったとの期待を抱かせる。安倍首相はこの4年間、政府支出と金融緩和を組合わせた政策であるアベノミクスにより、数十年に渡る経済の停滞とデフレに終止符を打とうと努力してきた。多くのエコノミストは、成長は今四半期も継続するとみている。
輸出は、年率換算で8.9%上昇し、3四半期連続での上昇だった。