Thursday, February 14, 2019

昨年終盤に経済が回復【A16面 国際面】

内閣府は、14日に20181012月期の国内総生産(GDP)速報値を発表したが、WSJは同日の国際面でこのニュースを速報した。



 【要約】20187-9月期は2.6%の減だったが、10-12月期は1.4%増となった。ただし、10-12月期の成長には自然災害の影響の解消が貢献したという側面もあり、20191-3月期は再びマイナス成長になる可能性もあると伝えている。

***** 以下本文 【記事全文の和訳】*****
日本経済は、堅調な個人消費と民間設備投資により、2018年の最終四半期に盛り返した。しかし、エコノミストの中には中国と低調な消費が今年の成長の足かせになると見ている者もいる。
米国、中国に次ぐ第3の経済大国である日本の経済は、10-12月期に年率換算で1.4%成長した。その前の四半期は、2.6%の縮小だった。この数値は、ほぼエコノミストの予測通りだった。
10-12月期の成長は、国内消費によるところが大きい。しかし、日本は、1-3月期には、高い消費と設備投資を維持出来ないだろう。」と大和証券のエコノミストであるイワシタ・マリ氏は言う。「この四半期は、経済が再び縮小することもあり得る。」
個人消費が0.6%成長する一方で、企業が自然災害の影響から脱出できたおかげで、設備投資も2.4%増加した。その前の四半期には経済は縮小したが、これに主要空港の閉鎖につながった台風や地震の影響もあった。