Wednesday, February 28, 2018

*** 2月のまとめ ***

2月にWSJに掲載された日本関係の記事は3件だけ。2015年10月と並んで、最低の数だった。

2月は平昌オリンピック一色で、日本でもあまり脚光を浴びるニュースはなかった。黒田日銀総裁の続投内定は、黒田総裁の一挙一投足を追ってきたWSJは速報すると思ったが意外にも黙殺された。

テーマ別では、政治関係がなし、経済関係が2件、社会関係が1件だった。

経済関係では、多くの日本のメーカーが品質データを改ざんしたというニュースが5日の1面に掲載された。日本関係の記事が1面に掲載されたのは、昨年10月に衆議院選挙で安倍首相が大勝して以来、4ヶ月ぶりだ。かつては、高品質が売りだった日本企業が品質問題を抱える様になったのは、企業の幹部が現場に無関心なことに要因があるとしている。

もう一件の経済関係の記事は、2月14日に発表されたGDP速報値を同日の国際面で速報したものだ。日本経済が28年振りとなる8四半期連続のGDP成長を達成したことをコンパクトに伝えた。

社会関係では、朝鮮総連支部の元幹部が無許可で英会話教材を販売していたとして逮捕した事件に関連して、警察が朝鮮総連東京本部を捜索したことを、2日の国際面で速報した。

掲載箇所では、1面が1件、国際面が2件だった。